天の川のほとりで星空散歩 - 星雲星団を楽しみましょう
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皆既月食と天王星食 (2022年11月8日)


test


月を食べちゃう地球の影


コスパ最高 Tamron 15-30mm F2.8 で 秋から冬の天の川


火球がバーナドループ横を通過。流星痕まで残ってるし・・・・・


テントの向こうに冬の夜空(大三角形、冬の天の川)


皆既月食 太陽から見たらきっと。2018.1.31


ガリバー王国跡地駐車場、オリオン座と富士山









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春の銀河 「M109」 と 「NGC2903」 のシーズンが近づいますね15/05/05 08:43
babyelf
最近 温かい日が増えてきましたね。すこしづつ春が近づいているのを感じます(といって1月ですが・・・)。春は、宇宙の窓 [ かみの毛座、おとめ座付近 ] から沢山の系外銀河が見える時期です。今回(1月25日)は、一足早く朝霧高原でM109とNGC2903を撮影しましたのでご紹介いたします。春の銀河は、小さな銀河も多いので、ガイドが大変ですが、長焦点の望遠鏡で撮影したいですね(でも今持ってるC11 光軸が変だしな~~)。

 こちらは、M109の拡大画像です。おおぐま座(北斗七星)のγ星のすぐ側に有る渦巻銀河です。メシエ天体としては、少し淡いのでなかなか見つけることができないかもしれませんが、暗い夜空で探してみてください。

 こちらは、M109を撮影した際の全体画像、後で画像処理した時に気付いたのですが、こんな小さな画角の中に流れ星が入っていました。

 こちらは、NGC2903の拡大画像です。しし座にある渦巻型銀河です。ししの鼻先のλ星(Alterf)の少し南側に有る銀河です。地球からの比較的近く実際の大きさも我々の住む天の川銀河より少し小さい程度のため、見かけもそれなりに大きな銀河です。





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コメント(1)  3/31 10:50

冬の二重星団、カリフォルニア星雲、くらげ星雲、すばる、トールカブト15/05/04 04:38
babyelf
1月17日 静岡県 朝霧アリーナに行った際に撮影した星雲・星団です。なかなか画像処理が完了せず、今になってしまいました。風が強く、ガイドで苦労しましたが、一晩中良く晴れていて星空を楽しむことが出来ました。冬の夜空は、夏の夜空に劣らす様々な見え方の星雲星団が有ります。

 冬の二重星団(M46、M47)左下が、M46、右がM47になります。密度の違う散開星団が寄り添っている姿が綺麗ですね。秋の二重星団(hχ)と見え方を比べて見てください。

 カリフォルニア星雲(NGC1499)アメリカのカリフォルニアに似ていることからこの名前が付いています。


 くらげ星雲 (IC443) その形からくらげ星雲という名前で呼ばれています。たこっぽいですが。

 すばる(プレアデス星団)M45 非常に有名な星団で日本では、古くから「すばる」「むつらぼし」「羽子板星」等という名で親しまれて、清少納言も枕草子の中で「星はすばる、彦星......」と詩っています。

 これは、NGC2359。おおいぬ座の散光星雲です。その形から「トールのかぶと星雲」や「あひる星雲」と呼ばれています。ただ、この写真では「かたつむり」みたいに見えますね。




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ラブジョイ彗星 (C/2014 Q2) 1/10三浦半島, 1/11、1/24富士山15/06/09 08:22
babyelf
ラブジョイ彗星 C/2014 Q2が、8000年の時を経て太陽に近づきました。近日点通過が、1月7日ですので徐々に光度が下がっていきます。既に沢山の方が撮影されていますが、私も遅ればせながら1月10日と1月11日、24日にラブジョイ彗星(C/2014 Q2)を撮影しました。

【撮影条件】
撮影日:1月10日
望遠鏡:Skywatcher CFP200/20cmF4
露光条件:ISO1600-120秒×7枚
ガイド:PHD Guide(彗星のコアでガイドしてます)



10日は、神奈川県の三浦半島に有る岩堂山の駐車場(車2台程度が入れる小さな場所)、11日は、富士山の西臼塚駐車場、24日は、朝霧アリーナです。三浦半島は、東京や横浜の明かりで決して空は暗いわけでは有りませんが、場所が分かっていると肉眼でも恒星のように光っているのが確認できます。双眼鏡を使うとすぐに視野に入ってきます。通常、明るい彗星は、近日点通過の時期は、太陽に近いことが多くうまく撮影することができませんが、今回の彗星地平線高度も高く撮影しやすいですね。是非とも双眼鏡(小さなものでもOK)や望遠鏡で見てください。

 この写真は、昨日(1月10日)夜、三脚に一眼レフカメラを載せて15mm-F4,20秒程で撮影したものです(本当に簡単に写っちゃいます)。今は、おうし座(Taurus)の胸のあたりを写真の右上方向に進んでいます。探す時は、オリオン座(写真左下)、おうし座のヒアデス星団(アルデバラン、写真真ん中上)、すばる(プレアデス星団、写真一番上)等との位置関係をよーく見ながら探してみてください。

 この写真は、11日に撮影した画像と10日に撮影した画像を比較したものです。たった1日で彗星の尾の形が大きく変わっているのが分かります(核の大きさは画像処理の違いによるものだと思います)。

この画像は、1月24日に撮影したラブジョイ彗星です。まだまだ明るいですね。肉眼で場所が分かります。当日は、雲が多くISO3200で短時間撮影のため画面がノイジーになってしまいました。



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モンキーフェイス星雲は、二つの顔を持ってます 15/03/07 12:56
babyelf
12月23日に三浦半島で天体観測を行いました。この写真は、NGC2174とNGC2175で、モンキーフェイス星雲の愛称で呼ばれています。ふたご座のカストルの足元に有る比較的明るい散光星雲です。この星雲、二つの方向から違う猿の顔に見えるんです。

 これ「日本猿の写真」みたいな感じに見えます。なんとなくダルマみたいにも見えます。でも同じ写真を上下ひっくり返すと、

 「アニメ顔の猿」、ちょっと分かりやすい絵が無かったのですが、西遊記の悟空みたいな髪の立った顔。なんとなく頭に輪っかも有るように見えます。この横に有る絵は、●●の大猿ですが.....


画像をクリックすると星雲の情報のページにジャンプします。




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「ふたご座流星群」 綺麗に見えました。15/03/07 12:56
babyelf
ふたご座流星群は、3大流星群の一つ。 毎年、12月14日辺りに沢山の流れ星を安定して見ることができます。今回は、夜半過ぎから月が上がって流れ星が見え難くなるので撮影時間が短い為、遠出を避けて三浦半島で写真撮影を行いました。三浦半島の星空環境は最高と言うわけにはいきませんが、近場で天の川を見ることができる数少ない場所です。

 この写真は、13日(土)と14日(日)夜に撮影した流れ星を一枚の写真に合成したものです。これまで、流星写真を殆ど行ったことが無かったので全てが試行錯誤でしたが、自分が撮りたかった写真が撮れました。次回は、もっと条件の良い流星群を好条件の場所で撮影したいです。クリックすると、別画面で拡大表示されます。

 写真には、25個の流れ星が画面下のふたご座から放射状に飛び出しています。放射の中心の位置を輻射点(放射点)と言います。この輻射点がふたご座にあることからふたご座流星群と呼ばれています。この写真の右下には、「オリオン座(横向き)」、真ん中左には「ぎょしゃ座」、その近辺には、オリオン大星雲、エンジェルフィッシュ星雲、バーナードループ、バラ星雲、勾玉星雲、カリフォルニア星雲、スバル、ヒアデス星団、二重星団等沢山の星雲も写っています。三浦半島、少し霞んでましたが、思ったよりも暗い星雲が写りますね。

[撮影条件]
・Canon EOS kiss X4
・レンズ Sigma 15mm F2.8(解放)
・LPR-Nフィルター

☆背景:
・ISO1600,120sec,
・4枚コンポジット、各種補正。
☆流星:
・ISO3200, 10sec,
・約1500枚撮影で流星有は、25枚。
流星部分を切り出して調整後、
背景と比較明合成。

広角レンズにLPR-Nフィルターを使用したため場所毎で色が変わってしまい、背景画像の処理に苦労しましたが、赤い星雲と流れ星を同じ画面に捉えることができました。



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