M10、M12、M14 ― 天の川のほとりの球状星団 | 15/06/06 01:04 Babyelf |
これは、5月23日 富士山 富士宮口五合目で撮影した球状星団達「M10」「M12」「M14」です。これらの球状星団は、天の川の直ぐ横 ”つまり、天の川のほとり”にある「へびつかい座」の球状星団です。今回撮影した、3つの球状星団には、結構特徴が有りますので望遠鏡で比較してみてください。 下の写真は、ε130Dで撮影したものですが、さすがに430mmだと焦点距離が短かすぎるので、強拡大(4000mm相当にトリミング)して表示しています。もう少し焦点距離の長い望遠鏡で撮影する必要が有りますね。 「M10」は、小さな星が密集した典型的な球状星団で均整の取れたきれいな形がすてきです。 「M12」の大きさは、「M10」と同じぐらいですが、その中の星は、明るいものが多くぱっと見が派手で、散開星団っぽい感じの荒々しい感じの星団です。 「M14」は、他の二つの星団より少し小さく、暗い為か少し黄色っぽく見えますが、またこれはこれで味わいが有ります。 「天の川のほとり」には、散光星雲や惑星状星雲等派手な対象は少ないですが、M13をはじめ多数の球状星団を見ることができます。 <撮影条件> 望遠鏡 : ε130D (焦点距離430mm、F3.3) カメラ:EOS Kiss X4 ISO : 800 露光:120秒×4~8枚 補正:ダーク&フラット補正 画像処理: DSS,ステライメージ, photoshop 訪問いただき有難うございます。 |