ラブジョイ彗星 (C/2014 Q2) 1/10三浦半島, 1/11、1/24富士山 | 15/06/09 08:22 babyelf |
ラブジョイ彗星 C/2014 Q2が、8000年の時を経て太陽に近づきました。近日点通過が、1月7日ですので徐々に光度が下がっていきます。既に沢山の方が撮影されていますが、私も遅ればせながら1月10日と1月11日、24日にラブジョイ彗星(C/2014 Q2)を撮影しました。 【撮影条件】 撮影日:1月10日 望遠鏡:Skywatcher CFP200/20cmF4 露光条件:ISO1600-120秒×7枚 ガイド:PHD Guide(彗星のコアでガイドしてます) 10日は、神奈川県の三浦半島に有る岩堂山の駐車場(車2台程度が入れる小さな場所)、11日は、富士山の西臼塚駐車場、24日は、朝霧アリーナです。三浦半島は、東京や横浜の明かりで決して空は暗いわけでは有りませんが、場所が分かっていると肉眼でも恒星のように光っているのが確認できます。双眼鏡を使うとすぐに視野に入ってきます。通常、明るい彗星は、近日点通過の時期は、太陽に近いことが多くうまく撮影することができませんが、今回の彗星地平線高度も高く撮影しやすいですね。是非とも双眼鏡(小さなものでもOK)や望遠鏡で見てください。 この写真は、昨日(1月10日)夜、三脚に一眼レフカメラを載せて15mm-F4,20秒程で撮影したものです(本当に簡単に写っちゃいます)。今は、おうし座(Taurus)の胸のあたりを写真の右上方向に進んでいます。探す時は、オリオン座(写真左下)、おうし座のヒアデス星団(アルデバラン、写真真ん中上)、すばる(プレアデス星団、写真一番上)等との位置関係をよーく見ながら探してみてください。 この写真は、11日に撮影した画像と10日に撮影した画像を比較したものです。たった1日で彗星の尾の形が大きく変わっているのが分かります(核の大きさは画像処理の違いによるものだと思います)。 この画像は、1月24日に撮影したラブジョイ彗星です。まだまだ明るいですね。肉眼で場所が分かります。当日は、雲が多くISO3200で短時間撮影のため画面がノイジーになってしまいました。 次は、自分も見るぞって思ったらクリック(^^♪ |