春の銀河 「M109」 と 「NGC2903」 のシーズンが近づいますね | 15/05/05 08:43 babyelf
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最近 温かい日が増えてきましたね。すこしづつ春が近づいているのを感じます(といって1月ですが・・・)。春は、宇宙の窓 [ かみの毛座、おとめ座付近 ] から沢山の系外銀河が見える時期です。今回(1月25日)は、一足早く朝霧高原でM109とNGC2903を撮影しましたのでご紹介いたします。春の銀河は、小さな銀河も多いので、ガイドが大変ですが、長焦点の望遠鏡で撮影したいですね(でも今持ってるC11 光軸が変だしな~~)。
 こちらは、M109の拡大画像です。おおぐま座(北斗七星)のγ星のすぐ側に有る渦巻銀河です。メシエ天体としては、少し淡いのでなかなか見つけることができないかもしれませんが、暗い夜空で探してみてください。
 こちらは、M109を撮影した際の全体画像、後で画像処理した時に気付いたのですが、こんな小さな画角の中に流れ星が入っていました。
 こちらは、NGC2903の拡大画像です。しし座にある渦巻型銀河です。ししの鼻先のλ星(Alterf)の少し南側に有る銀河です。地球からの比較的近く実際の大きさも我々の住む天の川銀河より少し小さい程度のため、見かけもそれなりに大きな銀河です。
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冬の二重星団、カリフォルニア星雲、くらげ星雲、すばる、トールカブト | 15/05/04 04:38 babyelf
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1月17日 静岡県 朝霧アリーナに行った際に撮影した星雲・星団です。なかなか画像処理が完了せず、今になってしまいました。風が強く、ガイドで苦労しましたが、一晩中良く晴れていて星空を楽しむことが出来ました。冬の夜空は、夏の夜空に劣らす様々な見え方の星雲星団が有ります。
 冬の二重星団(M46、M47)左下が、M46、右がM47になります。密度の違う散開星団が寄り添っている姿が綺麗ですね。秋の二重星団(hχ)と見え方を比べて見てください。
 カリフォルニア星雲(NGC1499)アメリカのカリフォルニアに似ていることからこの名前が付いています。
 くらげ星雲 (IC443) その形からくらげ星雲という名前で呼ばれています。たこっぽいですが。
 すばる(プレアデス星団)M45 非常に有名な星団で日本では、古くから「すばる」「むつらぼし」「羽子板星」等という名で親しまれて、清少納言も枕草子の中で「星はすばる、彦星......」と詩っています。
 これは、NGC2359。おおいぬ座の散光星雲です。その形から「トールのかぶと星雲」や「あひる星雲」と呼ばれています。ただ、この写真では「かたつむり」みたいに見えますね。
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モンキーフェイス星雲は、二つの顔を持ってます | 15/03/07 12:56 babyelf
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12月23日に三浦半島で天体観測を行いました。この写真は、NGC2174とNGC2175で、モンキーフェイス星雲の愛称で呼ばれています。ふたご座のカストルの足元に有る比較的明るい散光星雲です。この星雲、二つの方向から違う猿の顔に見えるんです。
 これ「日本猿の写真」みたいな感じに見えます。なんとなくダルマみたいにも見えます。でも同じ写真を上下ひっくり返すと、
 「アニメ顔の猿」、ちょっと分かりやすい絵が無かったのですが、西遊記の悟空みたいな髪の立った顔。なんとなく頭に輪っかも有るように見えます。この横に有る絵は、●●の大猿ですが.....
画像をクリックすると星雲の情報のページにジャンプします。
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富士山 朝霧高原にて、IC405(勾玉星雲), M33, M46(冬の二重星団) | 15/05/04 04:39 babyelf
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11月22日の夜、富士山 朝霧高原 キャンプ場で、IC405(勾玉星雲)、M33(さんかく座銀河)、M46(冬の二重星団の一つ)を撮影しました。当日の夕方は富士山山頂に傘雲が有りました。昔から富士山の傘雲は、雨の知らせというのが有り心配しましたが、実際には、少し霞がかかっている程度で一晩中晴れが続き十分星空を楽しむことができました。
 これはIC405、ぎょしゃ座にある散光星雲です。日本では、その形がオタマジャクシのような形をした石細工、勾玉に似ていることからまがたま星雲の愛称で親しまれています。撮影してみると思ったよりも暗く、ISO1600,16分×7枚にも関わらず、画像が荒れてしまっています。霞のせいかも・・・・・。いや、画像処理をもう少し頑張れば、もっと綺麗にできるかもって思いますが。。。。。。 なにぶん、デジタル天体撮影の初心者です。もう少し待ってください。
 これはM33、さんかく座にある北天で2番目に大きな銀河です。腕の広がりや斜めから見たような立体的な形が非常に綺麗です。
 これは、M46(冬の二重星団の一つ)です。本来は二つの星団を一緒に入れるべきですが、590mmでは入りきらないと思い込んでいました。今回はとりあえず1つということで。
 こちらは、M46の中にある惑星状星雲 (NGC2438)です。小さいながらもしっかりしたリングが見えますね。
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オリオン座の「馬頭星雲」と「燃木星雲」 | 15/05/04 04:39 babyelf
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10月25日の夜、富士山の富士宮口5合目で星の写真を撮影に行きました。現地の天気は晴れていましたが、2400m以上の場所にも関わらず、まだ自分の上に薄雲が有る感じですこし霞んでいました。実際の撮影は、予想以上に苦戦、PHDガイドがうまくいかず、ずーとパソコンの画面と格闘していました。
下の2枚の写真は、馬頭星雲と燃木星雲でオリオン座のベルトの部分、三ツ星の一番左側の星の側に有り、FC100&レデューサー 590mm で同一視に写すことができます。画像をクリックすると、写真のページにジャンプできます。そのページで場所や特徴を確認してみてください。
 こちらは、馬頭星雲という愛称で知られている星雲で真っ赤な星雲の中に馬の頭の形をした暗黒部が見えます。
 こちらは、燃木星雲という愛称で呼ばれています。昔、通称を知らない時期、チューリップみたいなやつって呼んでました。
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