天の川のほとりで星空散歩 - 星雲星団を楽しみましょう
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皆既月食と天王星食 (2022年11月8日)


test


月を食べちゃう地球の影


コスパ最高 Tamron 15-30mm F2.8 で 秋から冬の天の川


火球がバーナドループ横を通過。流星痕まで残ってるし・・・・・


テントの向こうに冬の夜空(大三角形、冬の天の川)


皆既月食 太陽から見たらきっと。2018.1.31


ガリバー王国跡地駐車場、オリオン座と富士山









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夏の天の川 「カシオペア座」 「夏の大三角」 「いて座、さそり座」 付近15/06/24 22:32
Babyelf
 一つ前のブログ記事の続きです。先週金曜日、富士宮口五合目で撮影した夏の天の川の名所?、3カ所「カシオペア座付近」「夏の大三角形付近」「いて座、さそり座付近」です。三者三様、同じ天の川でも違った表情を見せてくれますね。
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 当日は、雲が多く明け方2時頃に諦めて望遠鏡の片付けを行いました。でも有るんですよね~。片づけた後に晴れること。 今回はまさにそれ。赤道儀でのガイド撮影を諦め、三脚による固定撮影を行いました。ガイド無しで星を点にする為、露光感度を高め(ISO3200)、露光時間を短く(15秒)設定して撮影しました。 それぞれ約10枚ぐらいのコマを撮影してコンポジットしました。ISO3200なので少し画像が粗いですね。でも、星はそれなりに点で天の川も思ったよりも綺麗に写っていたので安心しました。この撮影方法なら、旅先でお手軽に撮影できますね(画像処理には、少し工夫が必要ですが・・・・・)。なんといっても、3枚の写真の合計露出時間、たったの9分です。

カメラ : ニコン D90(改造無)
レンズ : Sigma 24mm F1.8 → F3.3
ISO : 3200
撮影枚数:それぞれ9枚、15枚、11枚


◆さそり座&いて座付近:撮影のタイミングでは、地平線から立ち上る煙のようですね。低いところを通過する雲も思った以上に赴きが有ります。





◆夏の大三角付近:画面左上の星がわし座のアルタイル、右上の星がはくちょう座のデネブ、画面中央下の星が琴座のベガになります。星が多すぎて、星座が分かり難いですが、15秒でも天の川を炙り出すことができたようです。





◆カシオペア座付近:この辺りは、天の川の中が薄い領域なので暗い夜空じゃないと綺麗に写りません。さすがに富士山五合目、肉眼でも良く見えてました。木の直ぐ上に縦に並んだWの文字がカシオペア座です。場所、分かりますか? クリックするとカシオペア座の線が見えます。このエリアは、もう少し露光時間を稼がないと綺麗な色が出ませんね。





◇基本的な画像処理手順
基本的な画像処理手順は、下記の感じです。DSS(Deep star stacker)でコンポジットできるか不安も有りましたが、大丈夫でした。いやーDSS楽だな~。

 1) 撮影画像のコンポジット:DSS(Deep star stacker、フリーソフト、Versionに注意)
 2) ステライメージで、γ調整、色調整、カブリ光補正。
 3) 青ハロ除去:このレンズは、星の周りに青ハロが出るのでViewNX 2で除去しました。
    ※ カメラにバンドルされてるソフトです。
      Nikonのページからダウンロードできるみたい?。
 4) Photo Shop 5.5 で細かなフラット補正と色調整を行ってjpg保存。

⇒ 最初から最後まで、フリーソフト or バンドルソフトだけで綺麗に処理する方法は、後日考えます。



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雲の合間から天の川 ー富士山 富士宮口五合目15/06/23 22:00
Babyelf
 6月19日(金曜日)の夜、友達と一緒に富士山富士宮口五合目に行きました。星雲星団の写真は撮れませんでしたが、綺麗な天の川を見ることが出来て満足です(^^♪
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 当日は、会社を早めに切り上げ、急いで望遠鏡を準備して出発。富士スカイラインは、濃いキリ(雲)で5m先も見えないような状況。急ぐ気持ちとは裏腹に怖くてスピードも出せません(その上、鹿もいるし・・・、ちょっと気を抜くと壁にぶつかりそうだし・・・。怖かった~。 「濃い霧が有るということは、目的地は雲海の上、満点の星空が広がっているに違いない。」と信じて車を走らせました。終点の1Kmぐらい手前で突然、雲が抜けました。お~。 空を見上げると満点の・・・・雲???? あっれ・・・・・・OTL( ;∀;)。 「まあ、GPV予報では23時以降が晴れるという情報だったしな~。待つしかない」とか考えながら、先に到着していた友達と合流。 一通りの機材を準備して少し待ってました。

 相変わらず、はっきりしない天気が続いて望遠鏡の最終調整までする気になれなかったので、どうしようかな~と迷ってたところ、先に来られていた同業者の方がタイムラプスの撮影をされていたので、私も真似させていただくことにしました。

 当日の富士宮口五合目の空はこんな感じです。




 眼下は、とぎれとぎれですが雲海。でもその上にも雲が有ります。高い所に有る雲は、雲海の間から漏れた地上の明かりに照らされて白く光っています。 ただ、さすがに標高が高いだけのことは有りますね(2400m)。雲の隙間から見える夜空の透明度は、いい感じです。 なんか、宇宙船や飛行機の窓から宇宙と地球の境界を見てるみたいなコントラストになりました。これはこれで綺麗かも・・・・・

 その後、タイムラプス動画(←クリック)を撮影。ダイナミックな雲の動きとその隙間からちょっとだけ見える天の川(いて座付近)が面白いです。少しダウンロードに時間がかかるかもしれません。見れない場合は、こちらをクリック(YouTube)してください。

 タイムラプスは、デンシレリーズにお任せして、雲が抜けるまでの間、「夜空の星狩り」さん(いつも偶然、現地で出会います)や「のんびり人生」さん(初めてお会いしました)のところにお邪魔させていただきお話、楽しい時間を過ごさせていただきました。こういう時間もいいですね。

 結局、望遠鏡は北極星を合わせただけで、雲が多すぎて獲物を捕らえることが出来ませんでした。2時30分ぐらいには、今にも雨が降りそうな天気になってしまったので慌てて撤収・・・・とほほ。 ほぼ望遠鏡機材の撤収が完了して一息ついたところで、友達が、一言、「空晴れてるよ」。

見上げると、あっ、満点の星&綺麗な天の川。 え~。今更、望遠鏡は出せないので 広角固定(24mm、ISO3200, 15秒露出×複数)で天の川(カシオペア付近、夏の大三角付近、さそり座付近)を撮影しました。 無改造のカメラでの短時間露光なので、画像処理でどこまで引き出せるかは、不明ですが、頑張って料理してブログにUpします。 色出るかな~。それに、解放F値に近いので、星も大きそうだな~。



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コメント(2)  7/12 14:30

広角ガイド撮影15/05/04 11:51
babyelf
過去に広角ガイド撮影した写真です


2014年4月5日 朝霧駐車場 15mm


2014年4月1日 東御市 24mm


2014年3月22日 天城高原 15mm


2014年3月22日 天城高原 24mm


2014年3月9日 赤城山 24mm


2013年12月7日 東御市 15mm


2013年12月7日 東御市 15mm



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広角固定15/05/04 11:52
babyelf


2014年05月04日 富士山 須走駐車場 15mm (微速度撮影)




2014年2月1日 朝霧高原 24mm




2013年12月7日 東御市 15mm



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コメント(589)  12/27 4:56

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