M46(NGC2438)、M47、冬の二重星団 -天の川のほとりで星空散歩-
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M46(NGC2438)、M47 (冬の二重星団)

★見える場所と特徴
M46とM47は、「とも座の二重星団」です。冬の淡い天の川の中に肉眼でもぼんやり見える散開星団でそれぞれの距離は、1.5°離れています。M46は、10等より暗い明るさのそろった星が密集した星団でその中に惑星状星雲(NGC2438)が有ります。
 探し方は、冬の大三角形、おおいぬ座のシリウスから東、こいぬ座のプロキオンから南側(北極星と反対方向)に伸ばした線の交点辺りと覚えておくとわかりやすいです。

★見え方
双眼鏡で楽しめる星雲星団も多い季節です。双眼鏡かごく低倍率の望遠鏡で、二つの星団を見比べてください。M47は、比較的ばらけているのがわかります。

名称 別名 分類 星座 等級 視直径 距離(万光年) 赤経 / 赤緯
M046 NGC2437,散開星団とも6.127'54007h 41.8m / -14° 49’
M047 NGC2422,散開星団とも4.430'16007h 36.6m / -14° 30’
NGC2438 PK231+4.2,惑星状星雲とも10.11.1'7h 41.8m / -14° 44’

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   NGC2438 (  ※ トリミング後 6000mm 相当 )



M46の中に有る惑星状星雲です。

撮影日2014-11-23
カメラCanon EOS Kiss X4
鏡筒 / レンズFC100
・焦点距離
・絞り
590mm (トリミング:6000mm 相当)
F 0
・赤道儀
・ガイド方法
・AZ EQ6GT
・PHD Guiding
ISO / 露光時間×枚数 ISO1600 - 710秒×5枚
撮影場所 富士山 朝霧高原
加工方法 DSS, ステライメージ6.5 、Photoshop5.5


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   M46, NGC2438 ( 590mm )





撮影日2014-11-23
カメラCanon EOS Kiss X4
鏡筒 / レンズFC100
・焦点距離
・絞り
590mm
F 8 (絞り後 F: 5.9)
・赤道儀
・ガイド方法
・AZ EQ6GT
・PHD Guiding
ISO / 露光時間×枚数 ISO1600 - 710秒×5枚
撮影場所 富士山 朝霧高原
加工方法 DSS, ステライメージ6.5 、Photoshop5.5


[変更]



   M46, M47, NGC2423 (  ※ トリミング後 400mm 相当 )



この写真は、2枚の写真を合成した(繋いだ)ものです。左下の密集度の高い散開星団がM46、右側の明るい星を含む散開星団がM47、その上にある小さな星団が、NGC2423です。全体を綺麗に入れるのは、590mm/ APS-Cサイズだと難しいですね。APS-Cでは、400mmぐらいの焦点距離にする必要が有りますね。

撮影日2015-01-25
カメラCanon EOS Kiss X4
鏡筒 / レンズFC100 & レデューサー
・焦点距離
・絞り
590mm (トリミング:400mm 相当)
F 6.6
・赤道儀
・ガイド方法
・AZ EQ6GT
・PHD Guide
ISO / 露光時間×枚数 ISO320 - 180秒×13枚
下側6枚、上側4枚をモザイク合成
撮影場所 静岡県 朝霧アリーナ
加工方法 ステライメージ、Photo shop5.5


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